「Voyagers」ではしっとりとした歌声を響かせ、「rose」では一転して迫力あるロックボーカルをみせる土屋アンナ。強かったり優しかったり、楽曲によって歌の表情を変えながら、彼女の人柄が伝わるような温かい歌声が、Palm Tree Stageを華やかに包んでいく。
「暑いね。でも、土屋は夏が好きだ。……暑さになんか負けないよ!」と暑さをぬぐうように語り「Brave vibration」を歌うと、Palm Tree Stageは大きなハンドクラップが巻き起こった。「最高です! 踊りまくってください」と語ってラストに「Bangalicious」を披露すると、水鉄砲バズーカを取り出し、歌いながら観客に水を降り注いでいく。最後は自分自身にも水をかけ、観客の大歓声を浴びていた土屋アンナ。彼女の温かい歌声と笑顔が胸に残るステージだった。